大沢樹生勝訴？騒動のきっかけは息子の障害？

　大沢樹生さんが東京地裁に起こしていた裁判は、大沢さん主張が認められて親子関係は存在しないとの判決が出ました。


　大沢さんの勝訴といいう形になりましたが、そもそもどうして親子関係を争うような騒動になったのでしょうか？


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　事の発端は出た2013年に大沢さんが息子さんと受けたDNA鑑定で、「父性確率0％」との結果が出たことなんですが、このDNA鑑定を受けるきっかけの一つが、息子さんの障害にあったようです。


　大沢さんは1996年6月に喜多嶋舞さんと結婚。この時喜多嶋さんは息子さんを妊娠していて（妊娠3ヶ月）、翌1997年に息子さんが生まれました。



※http://girlschannel.net/topics/137257/より


　息子さんは出生時、「先天性腹壁破裂」という障害があったそうです。これは腸がお腹の外に飛び出した状態で生まれてくる障害で、息子さんは生後10ヶ月までに2度手術を受けたそうです。


　現在は食事のときに腸整剤を飲むものの、日常生活に支障がない状態まで回復されているようです。


　また、息子さんには「感音性難聴」という先天性障害もあるそうです。


　感音性難聴とは、内耳で音がうまく処理されなかったり、音の電気信号を脳へ伝える神経がうまく機能しなかったりなど、内耳等の神経系に障害があることで発症する神経性の難聴だそうで、単に音が「聞こえない」だけでなく、どんな音なのかうまく「聞き取れない」という症状が出る場合があるそうです。


　補聴器等を使って、音は問題なく聞こえているのに、言葉の内容が全く判らないという場合もあるそうで、「大きい声で話しているのに」「聞く気がない」などと誤解を受けてしまうこともある障害ですが、残念ながら、現在の医学では根本的な治療の方法がないそうです。


　大沢さんは2005年に喜多嶋さんと離婚し、その後3年間シングルファーザーとして、息子さんを育てるのですが、息子さんはこのような障害のせいもあり、精神的に不安定な状態になることが多々あったようです。


　その後、大沢さんは2008年に再婚し、2012年に再婚相手との間に子供ができるのですが、無脳症の為、死産となっています。


　大沢さんは、息子さんの障害や娘さんの死産があって、「自分の遺伝子に問題があるのではないか？」と思うようになり、2013年に息子さんとDNA鑑定を受けたそうです。


　このDNA鑑定の結果が、「父性確率0％」となり、大沢さんが「実の子ではない」と週刊誌上で主張、息子さんも週刊誌で「99.9%僕はパパの子」と反論し、



※http://www.officiallyjd.com/archives/322493/201401...より
　
　
その後の裁判まで発展する騒動となるのですが、大沢さんも息子さんも当初、別に親子関係を疑ってDNA鑑定を受けた訳ではなかったんですね。思いがけない結果がでて、お二人の人生は大きく変わってしまった訳です。気の毒としかいえませんね。


　それにしてもこのDNA鑑定にしてもその後の裁判にしても、結果的に誰も幸せにならないという後味の悪さが残りますね。


　16年間もお互い親子と信じて（そもそも疑いもなく）生活してきた二人が、この裁判ひとつで「もう他人」と割り切れるものなんでしょうか？


　この判決で騒動に終止符が打たれるとは思えないのですが、今後の動向に注目したいと思います。

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タグ：大沢樹生 息子 障害